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2004.02.21

午後の美術館

 こないだ誘われて院展を見てきたけど、やっぱり日本美術院てのは上流階級って感じでどうもなじめなかった。平山郁夫「平成洛中洛外図」など心に残った作品はあったものの、同時開催の「ダン・グレアムによるダン・グレアム」のほうがはるかに面白かったのは真実だ。
 ダン・グレアムの空間芸術はロック・ミュージックと密接な関わりをもっている。展覧会場に入ってすぐ冊子をもらったんだけど、これが日本人マンガ家によるマンガでダン・グレアムの歩みを描いていてなかなか面白かった。これで会場にニューヨーク・パンクでも流れてりゃ最高なのに、院展と同時開催じゃ無理か。
 会場にはいろんなヘンテコリンなものがあったのだけれど、どう見ても院展を見にきたと思われる年配のご婦人方が五、六人、不思議そうな顔をしてオブジェを見つめているのがなんだか笑えた。
今回の回顧展の開催は千葉と北九州だけらしい。

 恒例の展覧会のチラシ集めでは、現在分館で開催中の「エッシャー展」をはじめ、数点をゲット。これが楽しみなひとは俺だけではないはずだ。「エッシャー展」のほうは割引券も置いてあったがチラシそのものも割引券になるらしい。

 みやげには平山画伯の件の絵のポスターを2枚購入。ある人に贈るためと、自分のためだ。

 それにしても末吉市長は市庁舎のある小倉ばかりいじくっているが、よりによって市立美術館の分館をあのくそ醜いリバーウォークの建物群の中につくるという暴挙に出た。小生は中学生の頃からエッシャーの不思議な絵や版画は好きだが、小倉の街の美観を損なうリバーウォークの建物がどうしても嫌いなので足が向かない。困ったものだ。せめて別館(アネックス)でやってほしかった。

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