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2004.05.16

奴に気をつけろ

 小泉首相が訪朝するらしい。拉致被害者の方々や家族の方々の期待と危惧が相半ばしているのはもっともなことだ。冷静に見守る必要があるだろう。

 小泉首相は、この訪朝でなにかしら「成果」を挙げて参議院選挙に望むつもりなのだろう。この男はこの種のパフォーマンスしか能がない。首相の答弁では質問内容を捻じ曲げ、答えにならぬ詭弁を繰り返す。「あなたはそう思うかもしれないが、私はそうは思わない」の一点張りだ。およそ批判が通じにくい。国会は議論の場ではもはやなく、小泉首相によって言い逃れとおとぼけの場にされてしまった。

 かたや野党第一党の民主党は、「未納」をめぐる福田官房長官の辞任という、自民党の仕掛けた罠にまんまと嵌まり、「未納」問題を口実に権力闘争に明け暮れた挙句、その党首にかつて自民党本流の中枢にいた小沢一郎氏を選んだ。この人物は改憲論者であることを、俺たちは忘れないでおくべきだよ。狡猾で用意周到な点では小泉首相をはるかに凌ぐ。
 民主党は、昨年の総選挙のとき、自ら新保守主義者を自認する小沢一郎率いる自由党という魔物をまるごと飲み込んだが、飲み込んだ魔物に魂を奪われたわけだ。かなりくたびれてはいたが、市民運動出身であった菅直人氏を失脚させることによって、支持者の一部に残っていたリベラルへの期待も完全に裏切られてしまった。もはや民主党は第2自民党にすぎない。現在の自民党も、1955年に当時の「自由党」と「民主党」が合併してできたのもなにやら暗示的だ。
 小沢氏の政治手法なら、ある日突然「民主党を解党します」とか「自民党と民主党は合併します」とか言い出しかねないね。

                ※                  ※

 週のなかばから風邪をひきこんで、土曜日を迎えてしまった。「余暇のために働く」というのが、バブル時代に社会人になった俺のモットーだったが、実際のところ、歳をとるにつれ、「働くために余暇は休養に当てる」という状況になってる。「労働力の再生産過程」とはそういうものなのだろうと改めて思う。

 それに抗うべく週末はできるだけスポーツに費やすことにしてきたが、来週からは仕事も入りそうもいかなくなりそうだ。そこで今週は風邪を押してバドミントンに行ってきた。風邪薬を飲みながらスポーツをするのはナンセンスで危険極まりないということはわかっているが、せめて汗をかいておきたかったのだ。
 ここいらへんが、いつも「科学的であること」を信条にしているくせに、自分の実際の行動では矛盾を抱えているところで、なんとも情けない。

 さて、結果バドミントンのスコアはボロボロだったが、今日のところは一応風邪に勝利したのでよしとしよう。夜にはすっかり熱も下がった。気温は低めだったが、天気は雨で湿度が高いため、驚異的な発汗量だった。2リットルくらいドリンクも飲みまくった。もうひとつの持病である高血圧にはむしろそのほうがいい。利尿剤も飲んでいるから飲んだ分だけ出て行く感じ。

 とはいえ、今後はできるだけ体調に気をつけ、せっかくの週末を風邪ごときで台無しにしないようにしたいね。

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