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2004.12.02

LinuxはWindowsを倒せるか?

体調が悪く週末はどこにも行けなかったので、ジャンクPCを使って、リリースされたばかりのVineLinux3.1で環境を構築してみた。はたして仕事に使えるだけのものかどうか、ちと見てみようと思ってる。

CD一枚でインストールできるのが軽快だ。CPUは450MHzのPentiumIIIでも動いているが、メモリは最低でも256MBないとXとGnomeを動かすには苦しいみたい。
Synapticというパッケージマネージャでアップデートやソフトのインストールも楽々行えるのもいいね。フリーのオフィスソフト、OpenOffice.org(以下OOo)も入れてみた。

じつは少々卑怯なことをやっていて、MSには悪いがWindows2000のフォントをLinuxに組み込んで使ってみている。おそらくなんらかのライセンス違反だろうけど、MozillaでもOOoでもとりあえずきれいに表示できている。

Screenshot
※12月12日追記。Mac OSX風のデスクトップ環境を構築し、
 スクリーンショットを作ってみた。(クリックで拡大)

さらに仕事で使っているMS Officeのワード文書をCD-Rに焼いてOOoに読み込ませてみた。やや編集しにくいように感じた。まだ使い勝手の点でMS Officeにはかなわないものがあると思うけれど、なにせ無料で使用できるソフトウェアなんだから、そこまで文句はいえない。まあ慣れの問題だろう。
とはいえ、まだプリンタも使用できる環境にないので、 OpenOffice.orgの実用性を本当の意味で試すには至っていないなあ。


さて、一般ユーザーでOOoが起動できないなどのVine3.0にみられたバグは解消していたので、Vine3.1には概ね好印象をもった。あえて言うなら、デフォルトのブラウザはMozillaではなくMozilla FireFoxにしてほしかったね。
あと、 Linuxでメールを使うことは今のところないけれども、いずれ実験的にSylpheedも使ってみたいと思ってる。

ファイルシステムなどの互換性の点で、まだ残念ながら仕事で使うことはまだできない状態だけど、この調子で機能を充実させていけば、サーバ用途だけでなく、デスクトップ市場でもフリーのOSであるLinuxがWindowsの独占を打ちまかす日も案外近いかもしれないね。

linux-tux-cccp

LinuxをはじめとするGNUライセンスはネット共産主義だなどと揶揄されることも多いけど、ワープロソフトなんて言い替えれば紙とエンピツのようなものなんで、商用ソフトの値段が高すぎるってのがそもそもいかんと思うよ。
かつてワープロ専用機が数十万円もしていたことを考えれば、ジャンクで組んだPCにLinuxを載せただけの数千円のこのマシンが、ネット機能をはじめこのような多様な機能を持てるなんて、本当によい時代になったものだと思うよ。革命もしかすると静かにはじまっているのかも。

※追記
今回のエントリははじめてLinux環境から書き込んでいる。日本語環境がやや使いにくいがなんだか楽しい。ただのLinuxミーハーである。

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コメント

Rough Toneさん こんにちは
最近こんな記事を見つけました。
「オーストラリア政府機関、MS Officeを捨てオープンソースへ」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/01/news037.html
着々とオープンソース化の動きが進んでいるようですね。
私も以前にgccを勉強がてら使いたくてTurboLinuxを古いマシンにインストールしたりしましたが、仕事で使うソフトの関係でそれ以上のことはまだしていません。
そろそろマシンを用途別に分けて、慣れ親しんだ方がいいかもしれませんね。

それでは
お体には十分気をつけて下さい。

投稿: FAIRNESS | 2004.12.03 11:45

こんにちは、御無沙汰しています。GCCを学んでいらしたとは存じ上げませんでした。
私にとってUNIXプログラムを自在に扱う使う方は憧れです。

Turbolinuxは数年前の私にとってもはじめてのLinuxでした。LinuxとWindowsとの違いになじめず、今よりインストールや扱いが難しかったこともあって、それからしばらく触るのを躊躇してしまっていました。

オーストラリアのニュース、興味深く拝見致しました。大々的にシステムをLinuxに置き換えたドイツのミュンヘン市の話はきいておりましたが、オフィスソフトに関してもそのような動きがあるのですね。わが職場にもいつかそんな日はくるのでしょうか。

個人的にはGNU陣営のいっている"copyright"ならぬ"copyleft"という言葉に、企業による知的情報と利益の独占に対するアンチテーゼとして非常に感銘を受けました。

投稿: Rough Tone | 2004.12.05 23:47

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