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2005.06.26

Musical Baton

 「dragon-tail」の龍3さんから、「Musical Baton」のご指名をいただいた。これ、はじめてその存在の噂を聞いたときには、一種のチェーンメールのように感じられ、どうなんだろうかと思っていたのも事実だ。だが、このブログのサイドバーに「My Favorite Music」なんてものを掲げている俺が、自分の好きな音楽について語ることが本質的に嫌いなわけない。そこで、「Musical Baton」の形式で、これを機会にいくつか好きな曲について書いてみることにした。しかし「Musical Baton」そのものを次に送るべき人はどうにも思いつかないので、ちと保留ということにしとく。龍3さんすみません。

★Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
 メインのWindows PCに約4GBはいっていた。

 大半はMP3だが、最近作成が手軽でサイズが小さいのでWMAがふえてきた。あと職場の仕事用ノートやモバイルノート、趣味の学習用Linux PCにも少々音楽ファイルを置いている。音楽がないと日々生きていけないと思いつつも、俺は音楽聴くと仕事の能率が落ちるのもまた事実。
 もっとも、仕事の時間の大部分は教室での講義なので、机についてヘッドフォンで音楽聴くなんてことは、テキスト原稿をあげなけりゃいけないときや、なにかの採点業務があるときに職場に残って深夜まで仕事をするときだけだ。

★Song playing right now (今聞いている曲)
「何だ、このユーウツは」ムーンライダーズ

 アルバム「DON'T TRUST OVER THIRTY」の最後の曲。古いカセットテープを発見したので、MDに落として聴いている。ムーンライダーズのアルバムはメンバーの個性もほんとにいろいろで飽きない。個人的には、このころの彼らのアルバムの最後の曲にけっこう好きな曲が多くて、「ANIMAL INDEX」の最後の「歩いて、車で、スプートニクで」も、大学時代バイクのフルフェイスメットのなかで聴きまくった
(危ないっつの)。

★The last CD I bought
(最後に買ったCD)
「A LONG VACATION」 大滝詠一

 どこが最近のCDなのかとお叱りを受けそうだが、少し前にリマスタリングCDを買って、懐かしさのあまりエントリを一本書いちまった

★Five songs(tunes)
I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

何でも聴くし、そのときどきでコロコロと変わるのだけれども・・・

1.「Epitaph」King Crimson

 日々の生活でふと絶望的になったとき、カタルシスを感じるために聴く。思いっきり感情移入して聴いたあとはけっこうスッキリ。「Starless And Bible Black」なんかも同傾向の曲だが、ジョン・ウェットンの重く太い声よりもグレッグ・レイクの朗々とした声のほうが好み。


2.「I Fought the Law」The Clash

 怒れる中学生(!)だったころ、見た目頭の悪そうなピストルズよりも、すこしは知性がありそうに見えたクラッシュが、特に攻撃的なファーストアルバムが好きだった(音は悪いが)。本当は俺はジョー・ストラマーのようなおやじになりたかったのだけれども、彼は先年亡くなってしまった。とても残念だ。


3.「剣と女王」マーク・ゴールデンバーグ

 中学から高校にかけて、ランボーの詩にはまるきっかけとなった、サントリー・ローヤルウイスキーのCMで流れていた曲だ。この曲が入ったアルバム「鞄を持った男」はLPで持っている。
堀口大學の訳で読んだ、17歳の詩人による「音楽につれて~シャルルヴィル駅前広場にて~」"A la musique , Place de la Gare, à Charleville"という詩は、まさに17歳だった俺のココロに響き渡った。ああ懐かしい。


4.「我、汝に呼びかく、主、イエス・キリストよ」J.S.Bach

 無神論者を標榜しながらなんで宗教曲を聴くのかといわれそうだが、バッハの宗教曲は聖書の物語の劇伴音楽のようなものだと理解している。この曲は冨田勲のシンセサイザーで聴くのも悪くない。この曲はタルコフスキーの映画「惑星ソラリス」のテーマ曲になっていた。冨田の曲も映画を意識して「ソラリスの海」とタイトルがついていた。本当はバッハのオルガン曲では、ブクステフーデっぽい初期のもの(有名な「トッカータとフーガ ニ短調」など)が燃えるんだけれどもね。

5.「Alpha」Vangelis

 カール・セーガンのTVシリーズ「COSMOS」のサブテーマとして使われていた。宇宙関係の本を読んだり、天体写真を見ていたりすると、頭の中でいつのまにか鳴ってる。
 じつは俺はこの番組のサウンドトラックLPを持っている。冨田勲や武満徹、バッハやヴィヴァルディ、ストラヴィンスキー、ホヴァネス、ブルガリアンコーラスなんかも入っていてなかなか盛りだくさん。


★Five people to whom I'm passing the baton
(バトンを渡す5人)

これが思いつかないので困ってるんだよな。
迷惑じゃないから、送ってもいいよという方、いませんか?


※追記
 最初のトラックバックは、このところ読ませていただいているgegengaさんのブログ「かめ?」へ送らせてもらいました。ゲンタくんというかめと、うさぎなのになぜかかめえもんというブログペットがかわいいブログ。ゲンタくんのゆるりとした動きがこちらまで伝わってくる写真の数々と、ご主人よりもずっと長いエントリを書くかめえもん。「Musical Baton」をすでに受け取っている方なのですが、勝手なトラックバックを受け入れていただけるということなので、ご迷惑ではありますがトラックバック。
 あとの4名は・・・・どうしよ

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コメント

トラックバック&追記でのご紹介、ありがとうございます。
いきなりクリムゾンがキタカー! と感激して、こちらからも貼らせていただきました(笑)

あの曲は「剣と女王」というんですか。
私もあのCMを見て、ランボーの詩集を買ったクチです。
なんか、また聴いてみたくなりました。

投稿: gegenga | 2005.06.27 20:28

gegengaさん、こんにちは
トラックバック受けてくださって、おまけにコメントまでありがとうございます。
キング・クリムゾン、お好きですか?

 デビューアルバムの「In The Court OF Crimson King」は特に好きで、1960年代末に世界を席巻したある種の時代精神(?)みたいなものを感じます。
 私は演歌はまったく聴かないのですが、「Epitaph」って、ある種の演歌に大きな影響を与えたというようなことを何かで読んで、ホンマかいなと思いました。

 私も長く見ていないので、半ば曖昧な記憶となりかけていたランボーCMですが、昨年、heteheeteさんの「愛のまぜご飯」というブログの記事

http://aidaroai.exblog.jp/m2005-01-01/#1580500

を通じて動画ファイルを入手できました。ちょっとした宝物を探し当てた気分でうれしかったですね。
(残念ながらリンクはもう切れているみたいですが・・・)
 ローヤルのCMには、ガウディ編、ファーブル編もありまして、それらもマーク・ゴールデンバーグが音楽を担当してました。ガウディ編はわが家のテレビの洋画を録画した古いビデオテープの中にも入っていました。

投稿: Rough Tone | 2005.06.28 05:21

こんばんは。
ぶしつけなBatonを快く受け取ってくださって、感謝しております。
Bachの宗教曲は、わしも好きです。何を信ずべきか、ちっとも決まらず、唯物論からアニミズムまで振れ幅激しいわしですが(苦笑)
富田勲のシンセサイザーは「惑星」などを良く聴いていましたが、もう、懐かしいものになってしまいましたわ・・・
で、Batonを次に渡すのは、それはもう、Rough Toneさんのご自由になさってください。わしにお気遣いなど全く無用でっせ。困らせてしまいまして、わしこそ、申し訳なく思います(;;)

投稿: 龍3 | 2005.06.28 23:38

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