2005.08.21

ブログと選挙

 インターネットがメディアとして影響力をもつようになって以来、選挙とネットの関係についてはいろいろ議論がなされている。特にブログの社会的な影響力は注目されているが、今回ライブドア・ブログが発表した今回の衆議院選挙についての声明にはひどく違和感を感じた。これでは事実上の検閲を宣言しているに等しい。さまざまなブログサービスの規約をすべて読んだわけじゃないし、昨年の参議院議員選挙の時に、ライブドアを含む各ブログサービスがなにを言っていたのかというのも不覚にも覚えていないんだが、今回あの社長が衆議院議員選挙に立候補したことも影響しているのだろうか。

 もしかしてこのブログを置いているブログサービス、ココログの運営者である@niftyもこの問題についてなにか発表しているかと思い、ココログのトップページにも行ってみたんだけど、@niftyは特に声明を出してはいないようだった。著作権その他についての各ブログサービスの考え方、あるいはそれにもとづく規約などの違いなどがあるのかもしれない。

 ライブドア・ブログを使用しているユーザーの一部には様々な反応がみられるようで、開設者が選挙に関してコメントした記事を自主的に修正したり削除したりする動き、あるいはブログ自体を閉鎖したり移設したりする動きもあるようだ。

 マスコミに登場する有名人もでない個人が、ブログで政党や候補者にささやかな支持表明あるいは異議申し立てしたとしても、それはおそらく表現の自由の領域の問題であって、規制の対象にあるべきものではない。ブログを含むWebサイトというのは、ブラウザに直接アドレスを指定するか、どこかにリンクされているアドレスをクリックしてやってくるしかない。これはいわば本屋で本を探すようなものだ。興味をもって自分で探し出すか、どこかで偶然見つけ出すかしかないのだ。本屋にさまざまな思想にもとづいて書かれた本があるように、ネット上のサイトに左右さまざまな主張があるのもあたりまえだ。公職選挙法違反についても、それが個人のブログであるかぎり、執筆責任はその個人に帰結されるべきで、選挙違反かどうかという判断が実際に司直の手によっておこなわれる以前に、一律に規制され、一方的に削除されるようなことがあるべきではない。

 そういう意味ではむしろ、各ブログサービスには、ブログ開設者の意図に反する、誹謗中傷記事からの悪意を持った一方的なトラックバックや、執筆者への匿名の圧力ともなり得る中傷コメントこそ問題視してもらいたい。これらを書きなぐる連中の悪辣さは、投票日の前の晩に、特定の候補者や政党の悪口を書いた違法なビラを密かにまくような連中と同じか、それ以上である。

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2005.06.26

Musical Baton

 「dragon-tail」の龍3さんから、「Musical Baton」のご指名をいただいた。これ、はじめてその存在の噂を聞いたときには、一種のチェーンメールのように感じられ、どうなんだろうかと思っていたのも事実だ。だが、このブログのサイドバーに「My Favorite Music」なんてものを掲げている俺が、自分の好きな音楽について語ることが本質的に嫌いなわけない。そこで、「Musical Baton」の形式で、これを機会にいくつか好きな曲について書いてみることにした。しかし「Musical Baton」そのものを次に送るべき人はどうにも思いつかないので、ちと保留ということにしとく。龍3さんすみません。

★Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
 メインのWindows PCに約4GBはいっていた。

 大半はMP3だが、最近作成が手軽でサイズが小さいのでWMAがふえてきた。あと職場の仕事用ノートやモバイルノート、趣味の学習用Linux PCにも少々音楽ファイルを置いている。音楽がないと日々生きていけないと思いつつも、俺は音楽聴くと仕事の能率が落ちるのもまた事実。
 もっとも、仕事の時間の大部分は教室での講義なので、机についてヘッドフォンで音楽聴くなんてことは、テキスト原稿をあげなけりゃいけないときや、なにかの採点業務があるときに職場に残って深夜まで仕事をするときだけだ。

★Song playing right now (今聞いている曲)
「何だ、このユーウツは」ムーンライダーズ

 アルバム「DON'T TRUST OVER THIRTY」の最後の曲。古いカセットテープを発見したので、MDに落として聴いている。ムーンライダーズのアルバムはメンバーの個性もほんとにいろいろで飽きない。個人的には、このころの彼らのアルバムの最後の曲にけっこう好きな曲が多くて、「ANIMAL INDEX」の最後の「歩いて、車で、スプートニクで」も、大学時代バイクのフルフェイスメットのなかで聴きまくった
(危ないっつの)。

★The last CD I bought
(最後に買ったCD)
「A LONG VACATION」 大滝詠一

 どこが最近のCDなのかとお叱りを受けそうだが、少し前にリマスタリングCDを買って、懐かしさのあまりエントリを一本書いちまった

★Five songs(tunes)
I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

何でも聴くし、そのときどきでコロコロと変わるのだけれども・・・

1.「Epitaph」King Crimson

 日々の生活でふと絶望的になったとき、カタルシスを感じるために聴く。思いっきり感情移入して聴いたあとはけっこうスッキリ。「Starless And Bible Black」なんかも同傾向の曲だが、ジョン・ウェットンの重く太い声よりもグレッグ・レイクの朗々とした声のほうが好み。


2.「I Fought the Law」The Clash

 怒れる中学生(!)だったころ、見た目頭の悪そうなピストルズよりも、すこしは知性がありそうに見えたクラッシュが、特に攻撃的なファーストアルバムが好きだった(音は悪いが)。本当は俺はジョー・ストラマーのようなおやじになりたかったのだけれども、彼は先年亡くなってしまった。とても残念だ。


3.「剣と女王」マーク・ゴールデンバーグ

 中学から高校にかけて、ランボーの詩にはまるきっかけとなった、サントリー・ローヤルウイスキーのCMで流れていた曲だ。この曲が入ったアルバム「鞄を持った男」はLPで持っている。
堀口大學の訳で読んだ、17歳の詩人による「音楽につれて~シャルルヴィル駅前広場にて~」"A la musique , Place de la Gare, à Charleville"という詩は、まさに17歳だった俺のココロに響き渡った。ああ懐かしい。


4.「我、汝に呼びかく、主、イエス・キリストよ」J.S.Bach

 無神論者を標榜しながらなんで宗教曲を聴くのかといわれそうだが、バッハの宗教曲は聖書の物語の劇伴音楽のようなものだと理解している。この曲は冨田勲のシンセサイザーで聴くのも悪くない。この曲はタルコフスキーの映画「惑星ソラリス」のテーマ曲になっていた。冨田の曲も映画を意識して「ソラリスの海」とタイトルがついていた。本当はバッハのオルガン曲では、ブクステフーデっぽい初期のもの(有名な「トッカータとフーガ ニ短調」など)が燃えるんだけれどもね。

5.「Alpha」Vangelis

 カール・セーガンのTVシリーズ「COSMOS」のサブテーマとして使われていた。宇宙関係の本を読んだり、天体写真を見ていたりすると、頭の中でいつのまにか鳴ってる。
 じつは俺はこの番組のサウンドトラックLPを持っている。冨田勲や武満徹、バッハやヴィヴァルディ、ストラヴィンスキー、ホヴァネス、ブルガリアンコーラスなんかも入っていてなかなか盛りだくさん。


★Five people to whom I'm passing the baton
(バトンを渡す5人)

これが思いつかないので困ってるんだよな。
迷惑じゃないから、送ってもいいよという方、いませんか?


※追記
 最初のトラックバックは、このところ読ませていただいているgegengaさんのブログ「かめ?」へ送らせてもらいました。ゲンタくんというかめと、うさぎなのになぜかかめえもんというブログペットがかわいいブログ。ゲンタくんのゆるりとした動きがこちらまで伝わってくる写真の数々と、ご主人よりもずっと長いエントリを書くかめえもん。「Musical Baton」をすでに受け取っている方なのですが、勝手なトラックバックを受け入れていただけるということなので、ご迷惑ではありますがトラックバック。
 あとの4名は・・・・どうしよ

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2005.06.01

PC-9821Xs

9821xs

 1995年にインターネットにはじめて接続して以来、2000年まで愛用のデスクトップPCはすっとこのNEC PC-9821Xsだけだった。これは1994年に自分ではじめて新品で買ったPCだ。

 購入当時、セットアップを手伝ってくれたPC-9821As(いわゆるA-MATE)ユーザーだった友人が「なんか安っぽい」とケチをつけたのを覚えている。PC/AT互換機との価格競争が激しくなったころは、PC-98がPC/AT互換機寄りに徐々にアーキテクチャを変えてきていたころでもある。そのためか確かにA-MATEよりもつくりが安っぽかったことは事実だ。でも、友人から譲り受けたV30搭載のPC-9801VMを長く使ってきた俺には、486DX2 66MHzでもムチャクチャ速く感じられたから、当時はなんとも思わなかった。Windows95登場時にモデルチェンジされた新型PC-98では、ついに筐体までも海外生産となり、コストダウンのためかデザインもさらに安っぽくなって、Cバスの手回しネジやコインで開けられる筐体のネジもなくなってしまっていたから、それに比べたらこいつはまだましなほうだった。
 Cバスは3つと、A-MATEよりひとつ少なかったが、メモリは96MBまで増やすことができたし、グラフィックチップのVision864も当時としてはそこそこ速いものだった。A-MATEで標準の26系FM音源は搭載していなかったものの、ほとんどPCでゲームなぞしなかった俺は、PCM音源がついていればそれでよかった。

 この機械はCPUをアップグレードし、メモリ、HDD容量を増やすことで、結構長い間メインマシンとして使うことができた。OSもプリインストールのDOS5.0+Windows3.1にはじまり、Windows95、やや無理をしてWindows98まで使った。CPUも標準の486DX2からPentiumODP83MHzに、メモリも5.6MBから96MB、HDDは標準の340MBから内蔵可能最大容量の4.3GBにまで増強した。後継のデスクトップPCを購入した後も、格安JUNKでPC-9821V200を入手するまで、音楽用PC(シーケンサ)として長く活躍していた。

 その後、2000年から2001年にかけひどい体調不良で、長く入院したことがあったのだが、退院後の療養期間にもあまり外出できず、安価に入手したジャンクPCをいじって暇つぶしをしてすごすことが多くなった。ジャンク屋や友人から、新旧とりまぜていろいろ部品やPCを買ってきたり譲り受けたりしたため、PCの台数だけは増えていった。

 何台かは処分したし、ひとに譲りもした。しかし、この機械だけは、引退させても愛着あるPCだったので、どうにも手放すことができないでいた。機械はなんでも壊れるまで使い、壊れても直して使う主義だったので、この機械もずっと置いておきたかった。しかし、家電リサイクル法を前に、ついに処分を余儀なくされたのだった。

 この写真は、廃棄する前に、デジカメで記念に撮った一枚である。

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2005.05.06

LinuxとBigBlueの不思議な関係

 連休が終わったからというわけじゃないけど、久しぶりにLinuxやPCのお話でも。

Screenshot2_2

 つい最近、いままでLinuxデスクトップとして使っていた機械より、ちょっとだけマシなセコハンPCが手に入った。Vine Linuxの入ったハードディスクごと移植したんだけど、kudzuがうまく働いてくれていとも簡単に起動に成功した。これまではPentiumIII450MHzだったのが、このたびCeleron667MHzになったことになる。CPUのグレードとキャッシュの量は落ちるんだけど、単純に速くなったと感じるね。200MHzの差というよりも、ディスクアクセスがこっそりATA33からATA100になったから、こちらの影響のほうがむしろ大きいのかもしれない。いずれにしても、Pentium4が数GHzいってる時代の話題じゃないかな。
 最近、いくつかのディストリビューションでX Windowを使うと、Windows2000やXPよりかなり重くなるのには少々凹んでいたんだけれど、Vineのデスクトップ環境はカーネルが2.4系なんで、XとgnomeやKDEを使ってもメモリは256MBでも充分速い。


big_brother

 かのIBMが数年前にこんなフラッシュを公開している。1984年のMacintosh登場時、スーパーボウルのCMでAppleにBigBlueならぬBigBrotherとまで揶揄されたあの巨大企業が、今や広告CMとはいえPeaceだのLoveだのと叫んでいる。なんという皮肉。
 この会社、最近日本企業や中国企業にPCハードウェア部門を売り払って、ソフトウェアサポート中心のソリューションに事業形態を変えていっているらしいけど、すこし前からオープンソース推進の立場をとってLinux陣営の応援団になってる。本当にあなどれないね。このおそるべき企業は・・・。
 IBMといえば、映画「2001年宇宙の旅」"2001 A Space Odyssey"(1968)に登場する、知性をもったコンピュータ、「HAL」の文字をアルファベットで一文字ずつすすめると「IBM」っていうのは有名なお話。

 個人的には、昔も今もアメリカ製品買うのは嫌なので、PCは当時国産だったNEC機を長く使っていたけれども、PC-98が消滅し、俺も都合4台のIBM製デスクトップPCを使った。IBMの機械の丈夫さに感心したのを覚えている。分厚い鉄板のミドルタワーケースは、なんと踏み台にすら使えたんだよ。
 今ではさすがに古くなり、残っている3台ともすべてケースを残してマザーボードから電源にいたるまですべて交換されてしまっている。さきに述べたのLinux PCもじつはIBM Aptivaのケースに市販のマザーボードを入れたものだ。

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2005.03.27

揺れる大地の、ユレルココロ

 公立高校の合格発表が終わり、国公立大学の後期の合格発表が終わると、俺の今年度の仕事は事実上終わりとなる。

涙に目をはらしているにもかかわらず、職場を訪ねてくれた女生徒。
「(滑り止めの)○○高校で頑張る。」なんて健気な声で言う。心がひりひりするよ。「合格できなかったのは君のせいじゃない」なんて言ったって、空しく響く。でも「ごめん」と言わずにはいられない。

 仕事は一段落したが、職場のファイルサーバにしていたPCが壊れたのでその再構築に協力したり、年度末の慰労会で泊りがけで飲んだりと、公私ともなんだかんだですごく忙しかった。
 とくにファイルサーバが落ちたときは、およそ今年度の仕事は終わりかけていたとはいえ、来年度用のテキスト改訂に着手しようかというタイミングだったので、頭が真っ白になったよ。RAIDを構築してなかったんで、ここ数年の様々な文書が失われたかとも思われたけど、なんとかデータの読み出しには成功。新たなサーバ機を調達してRAIDも組んだ。今回の故障は電源ファンの故障からの熱でのディスク損傷だったので、今回はいろいろと冷却には気を遣ってある。

 そうそう、20日の地震には肝を冷やした。休みなんでカーテンも開けずにぐっすり寝てたんだけど、あんなふうに地震で目覚めたのは、生まれて初めての経験だ。いまのところ被害は壁の時計が傾いたことと、もらいもののクルマのミニチュアが落っこちたこと、ダイニングで電話機の子機が動いてアラームが鳴り、すわガス漏れかと慌てたことくらい。職場も書類ファイルが若干落下したくらいで済んだようだ。
 しかし、玄海島はじめ、近隣の市町村には大きな被害を受けたところも多い。福岡市の美容師の友人によると、彼の店のあるビルの床は隆起し、ガラスは割れ、エアコンは落ちそうになっていて、営業不能の状態だそうだ。やはり埋立地の地盤はなにかと脆弱なのだなあ。
 余談だが、この友人は昨年信号停車中に衝突事故を起こされてクルマを壊されたり、台風で実家が損壊したりとなにかと大変だった。ついていないね。本当に気の毒。

 地震を心配した大勢の知り合いから連絡をいただいた。心配していただいて感謝しております。

 それにしても島根県。ただでさえ対日感情がよくないのに、日韓国交回復40周年の年によりによって「竹島の日」なんて制定するかなぁ。竹島の領有権を主張するにしても、やりかたはもっと他にあっただろうに。
 折りしもこの国は万博を開催しようとしており、国連の安全保障理事会の常任理事国にだってなりたいはずなのに、近隣の諸国がこぞって常任理事国入りに反対するといった事態も予想される中、はたして日本は国際社会のどの部分を代表するのだろうか。
 冷水を浴びたのは、なにも韓流ブームをあてこんだビジネスだけじゃない。海峡の両側の、多くの人々の努力まで損なわれる状況だ。

 サッカー、イラン戦は残念だったね。海外組は土壇場に招集がかかったけれど、急ごしらえのチームのまとまりはいまいちだったようだね。イラン戦といえば、12年前のワールドカップ最終予選で、イランに敗北したのが結果的にドーハの悲劇を生んだんじゃなかったっけ。あのときイラクに引き分けても、その前のイランに勝ってりゃアメリカに行けたはずだった。
 そういえば、コンビニで見た週間プレイボーイの表紙に「悪の枢軸を連破してドイツへ」かなんとかという見出しがあったけど、いくら青年誌とはいえこりゃヒドいんじゃないかい。少なくとも俺はブッシュの定義をそのまま受け入れるつもりはないぞ。いろいろ問題はあるかもしれんが、かつてのサダム=フセインのイラクや北朝鮮ならいざ知らず、曲がりなりにもイランは大統領を直接選挙で選んでいる国なんであって、この点だけをみればブッシュのあの国よりも進んでるよ。それにイスラム革命の前も後も、日本とは伝統的によい関係にある国なんだが。

 このところほぼ月一回しかエントリを書いていない。暖かくなってきたから、そろそろ復活しないとね・・・

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2004.12.21

Linux移行計画

さて、MSの呪縛を免れるためのLinux移行計画だが、今はまだLinuxというか、UNIXなるものへの理解と基礎的なスキルを身につけることに専念している。今はまだ、ソースからのmakeに失敗したり、フリー版cannaの日本語変換にてこずったりしている。

VineLinux3.1をデスクトップとして使うからには、日常的なWebのチェックやblog書きなどはすべてこっちでやるぞというつもりで環境をととのえたいところ。
そういえば、Skypeにも手を出してみようと思いつつどうも手を出せずにいたんだけど、これもLinux環境でセットアップしてみようと思う。こんなソフトをROMに焼き込んで、お年寄にも使いやすいようにしたハードが登場したら、遠方の知合いには誰も固定電話なんて使わなくなるだろうなあ。

ジャンクPCの調達でなにかと御世話になってきたKHCのYukiponyさんに久しぶりにネット上で出会った。この方はコンピュータ関連の会社の社長さんで、俺の尊敬するLinux遣いで、愛犬家で、ギター弾きだ。

最近、家ではWindowsマシンと起動する比率が逆転してきた。もちろん仕事のファイルはそっちに入っているし、マルチメディア関連は俺のスキルではまだ移行できないでいる。でも音楽CDを再生すると、Linuxマシンと仕事用Windowsマシンはおんなじi810内蔵サウンドであるはずなんだけど、あきらかにLinuxのほうが音がよくてノイズも少ない。これでシーケンサなどの音楽ソフトが充実してたら音楽製作用PCにもなるだろうなぁ。

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2004.12.02

LinuxはWindowsを倒せるか?

体調が悪く週末はどこにも行けなかったので、ジャンクPCを使って、リリースされたばかりのVineLinux3.1で環境を構築してみた。はたして仕事に使えるだけのものかどうか、ちと見てみようと思ってる。

CD一枚でインストールできるのが軽快だ。CPUは450MHzのPentiumIIIでも動いているが、メモリは最低でも256MBないとXとGnomeを動かすには苦しいみたい。
Synapticというパッケージマネージャでアップデートやソフトのインストールも楽々行えるのもいいね。フリーのオフィスソフト、OpenOffice.org(以下OOo)も入れてみた。

じつは少々卑怯なことをやっていて、MSには悪いがWindows2000のフォントをLinuxに組み込んで使ってみている。おそらくなんらかのライセンス違反だろうけど、MozillaでもOOoでもとりあえずきれいに表示できている。

Screenshot
※12月12日追記。Mac OSX風のデスクトップ環境を構築し、
 スクリーンショットを作ってみた。(クリックで拡大)

さらに仕事で使っているMS Officeのワード文書をCD-Rに焼いてOOoに読み込ませてみた。やや編集しにくいように感じた。まだ使い勝手の点でMS Officeにはかなわないものがあると思うけれど、なにせ無料で使用できるソフトウェアなんだから、そこまで文句はいえない。まあ慣れの問題だろう。
とはいえ、まだプリンタも使用できる環境にないので、 OpenOffice.orgの実用性を本当の意味で試すには至っていないなあ。


さて、一般ユーザーでOOoが起動できないなどのVine3.0にみられたバグは解消していたので、Vine3.1には概ね好印象をもった。あえて言うなら、デフォルトのブラウザはMozillaではなくMozilla FireFoxにしてほしかったね。
あと、 Linuxでメールを使うことは今のところないけれども、いずれ実験的にSylpheedも使ってみたいと思ってる。

ファイルシステムなどの互換性の点で、まだ残念ながら仕事で使うことはまだできない状態だけど、この調子で機能を充実させていけば、サーバ用途だけでなく、デスクトップ市場でもフリーのOSであるLinuxがWindowsの独占を打ちまかす日も案外近いかもしれないね。

linux-tux-cccp

LinuxをはじめとするGNUライセンスはネット共産主義だなどと揶揄されることも多いけど、ワープロソフトなんて言い替えれば紙とエンピツのようなものなんで、商用ソフトの値段が高すぎるってのがそもそもいかんと思うよ。
かつてワープロ専用機が数十万円もしていたことを考えれば、ジャンクで組んだPCにLinuxを載せただけの数千円のこのマシンが、ネット機能をはじめこのような多様な機能を持てるなんて、本当によい時代になったものだと思うよ。革命もしかすると静かにはじまっているのかも。

※追記
今回のエントリははじめてLinux環境から書き込んでいる。日本語環境がやや使いにくいがなんだか楽しい。ただのLinuxミーハーである。

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2004.10.25

エネルギー切れ

 今週から週末の休みが減ってしまった。まあ毎年のことなんだけど、今年は日曜日でなく土曜日に講習会が入ってきたことが去年までと違うところ。
 職場での急な予定変更のあおり? 先週は途中でエネルギーが切れ、週末から風邪をひき込んだみたいだ。喉が痛いなあと思っていたら今日は熱があるようだし体も痛いよ。

 今日はメインPCのウィルス対策ソフトの有効期限が切れたので、更新しようとパソコンショップに行ってきた。今までノートンアンチウィルスを使ってきたけれど、年々重くなるような気がする。まあPCのスペックが現在の最新のレベルじゃないのが原因なんだろうけど、これじゃ仕事から帰って眠いときに起動すると、使えるようになるまでたっぷり数分かかってしまうんで、待ってる間に眠っちまいそうだ。今年はもうこれでいくけど、もっと軽いのってないのかな。


 今年は災害の多い年だが、新潟県中越地震の被害は本当にひどいようだ。被災者の方に心よりお見舞いを申し上げる。できる範囲でなにかできることをやりたいと思う。

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2004.08.04

偏っている?

 ここのところまったく書いてなかった。このblogを読んでくださる方は、多少疲れてて文章が感覚的であることをご理解いただきたい。仕事に没頭するとその他のことがなかなか考えにくくなるというのはおそらく本当だ。そんな哀しい社会人になりたくなかったじゅうごの夜~♪

 先週土曜夜はそれでもバドミントン仲間で飲み会をしてそれなりに楽しかったが、体調不良のまま参加した昼間のバドミントンの疲れが取れず、また仕事でちょっときつかった。しかし今日は飯○の花火大会なので、うちの職場は会場に近すぎて仕事にならんので臨時休講。例年、夏は週末の休みが減ってしまうこともあって、このところ充分な疲労回復ができなかったから、一日中ダラダラして過ごしたのだがいい休養になった。
 今週末はやっと盆休み。土曜には遠方の友人が来るので、それまでに博○ラーメンのおいしい店をチェックしとかなくてはならない。俺のラーメンデータベースは数年前のままだ。

 夕方から3日ぶりに家のPCを起動。来るべきWindows脱却の日のため、使えるLinux DeskTopをめざして、2日に発表されたばかりのVine Linux 3.0をダウンロード。昼寝しながら家の古い富士通PCワークステーションにインストールしてみる。PentiumII 300MHzデュアル、256MBでHDDは4.3GB。FedoraCoreにはちょっときつかったがVineなら使えるかも? でも寝ぼけながらやったのでISAのサウンドカードが認識されず、Xの設定も適切なモニタが見つからなくて失敗しちまった。PCIサウンドカードに換装しての再チャレンジは時間がないのでまた今度ということに。

☆「偏ってる」

 小泉首相は「『華氏911』は政治的に偏っているから見ない」んだそうな。そりゃ盟友ブッシュうがコケにされりゃ見たくないだろうけど、「偏ってる」ってのは笑える。この言葉、昔、ある種の雑誌や映画を見てるとよく言われたよね。個人的には思想に「中道(まん中?)」なんてあるわけないと思うんで、他人に迷惑をかけない限り右だろうが左だろうが「偏ってて何が悪い」と思う。放送法から「政治的公平条項」を削除し、宣伝放送をはじめることを検討している政党の党首がなにいってるんだっての。
 マイケル・ムーアは反ブッシュのヒーローだ。 「ボウリング・フォー・コロンバイン」も痛快だった。アメリカが起こしてきた戦争のニュース映像と、バックに流れるサッチモの歌は、「グッドモーニングベトナム」を思わせて心がひりひりしたよ。今度の映画にもちょっとした覚悟がいりそうだね。

☆役者としては・・・

 ケリーさん大丈夫? ブッシュの小手先の政策にいちいち反応していて心配。もともと器用じゃないし、なにかと人騒がせなブッシュに比べりゃ話題も豊富じゃないんだから、やつの対抗馬としてはイマイチ不安。まあケリーになってアメリカの政策が急旋回するなんて幻想は抱いとらんけどね。

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2004.05.28

自業自得・・・

 今回は政治がらみではなく職場での話。先日職場に置いてあるノートPCで原稿打ちをしていると、うちの男子学生(予備校生)が、「パソコンは得意ですか」と訊くので「まあまあだけど、どうしたの」と答えると、「うちのパソコンがウィルスにやられちゃったらしいんです。」と言う。「持ってきたら何とかしてくれますか」とのこと。この学生は俺の科目を受講している生徒ではないけれども、我が職場は講師と学生との距離が近いのがウリなので捨て置けず「空き時間に対応するから持っといで」と言っておいた。

 一昨日、彼はNECの大きなノートを持ってきた。WindowsXPモデル。状況を一目見て事態がわかった。一応フリーのアンチウィルスソフトと最新のウィルスデータベースをインストールして検索してみると、W32なんとかというウィルスが数百個もでてきた。これは空き時間になんとかするとかいうレベルではない。ネットで調べたところ、このウィルスはメモリに常駐し、実行されたファイルに次々に感染していくものだった。システムファイルやアンチウィルスソフト自体にもどんどん感染してしまう。聞けばこの学生は「WinMX」や「Winny」なんかのファイル共有ソフトを使いまくってるらしく、お馬鹿なファイルをいっぱい落としているらしい。数ヶ月前から調子が悪かったということだが、これじゃ自業自得ではないか。感染したのが本人の自覚どおり数ヶ月前だとすると、さんざんネット上にもウィルスをバラまいたことだろうね。

 HDDの中にはいろいろな画像やムービーのコレクションが入っていたが、これらを救出するのはあえてやめとこうと思う。巨大すぎてCDにも入らないものが多いんでこの職場じゃバックアップできない。そもそも違法性の高いものばかりだしね。というわけで、とりあえずリカバリしたまえと宣告。かなり落胆したようだが納得した。

 ちょっとかわいそうなので、IMEの辞書ファイルとブックマーク、メールデータとMP3ファイル群くらいは救出してあげようと思う。いずれにしても、来週まで待ってもらわないといけないね。

                ※                  ※

 このところ体調が不安なのだけれど、今週末は下関のとあるドライブインに、趣味のクルマ仲間で「貝汁」を食べに行ってリフレッシュする予定。土曜は仕事なんだけれど、夜なので参加できそうだ。久々に仲間と会うのはやはり楽しみ。特に夜のドライブはなんだか学生時代に戻ったみたいで楽しいね。まあお気楽な一人身なので、単に学生気分が抜けないだけなのかもしれないけど。

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